生命保険会社が取り扱う個人年金保険に異変が起こっています。
年金額が運用次第で変わる変額年金の人気が一服し、契約時に金額が
決まる定額年金の販売が好調となっています。
昨夏以降の株価低迷で、リスクの高い変額年金が敬遠。
食品、ガソリンなどの値上げや景気の減速に伴う将来不安により、
お金をより安全に運用する傾向が個人に出ていることを反映している
模様・・・です。
生命保険協会によると2007年下期の変額年金販売額は約1兆5300
億円で、同上期に比べ約28%減。
一方、定額年金は2兆3600億円と同12%の増加に。
この結果、個人年金に占める定額年金の割合は61%と3年ぶりの
高水準となっています。
また、定額年金は4-6月も好調だった模様です。
変額年金は2000年頃から出始めた商品で、2002年10月に
銀行でも販売されるようになっています。
日銀による超低金利政策で定額年金の魅力も薄れたこともあり、
2003年度に30%未満だった変額年金のシェアは一時50%を
超える程になっていました。
私の個人的な感想だとなぜ「変額年金」が売れているのかわからない
・・・といった現象が続いていました。
手数料が高いコトを知らない・・というコトもあったとは思いますが、
これらの背景にあるのは「銀行員が薦める商品」だった・・という
コトが挙げられると思います。
まあ、結論は多くの人がよくわからずに信用のある人から薦められて
買っていた・・・というコトでしょうか。
もちろん定額年金のお金の増え方に魅力もないコトも確かですが、
外貨建ての定額年金と比べると、増えるかもわからないコストの高い
変額年金を買う理由というのがなかなか私には理解できないトコロです。
ただ、最近は手数料の高さなども意識する人も増え、また金融商品
取引法の施行で販売側は「詳細な説明」を求められたため、詳細に
説明すればするほど売れないのが変額年金・・・というコトが
裏づけられたように思います。
最近の変額年金の流れとしてはこんなニュースも。
→変額年金、「購入手数料ゼロ」広がる
ちょっと前にはこんな記事も。
→変額年金、株安・円高で運用悪化損失1100億円(2008年6月16日)
とは言え、定額の個人年金は円建では魅力はほとんど薄いように
思います。(例え人気でも。。)
ちなみに外貨建ての定額年金は結構良い商品もあります。
一応、生命保険なので5年超の保有で税金が優遇されること。
また、銀行でする外貨預金などよりは為替の手数料も安く、
加入時に将来の年金額が外貨建てでは決まるのが魅力です。
為替の要因で円に替える時の為替変動は影響しますが、
問題は入り口と出口(買う時と円に戻す時)さえ気をつければ
良い商品だったりします。
まあ、いずれにせよちゃんと色んな商品と比較して紹介してくれる
知識と良識のある人から加入したいモノ・・・ですね。
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by iza104
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